幸徳秋水の墓が四万十市に

8月15日、四万十川を訪れました。
とても美しい河川でした。

猛暑でしたので、屋形船で川下りをすると良かったかもしれませんが、「1人2000円」と聞いてあきらめましたが…。
四万十市は市街地から山道まで日本共産党のポスターがとてもよく目立ちます。静かな町ですが、自民党と共産党の争いに公明党が加わっているって感じかな。
場所によっては(特に山の奥では)共産党が「ポスター第一党」!
「ストップ 戦争法案 日本共産党」のポスターがあちこち目立ち、嬉しく励まされました\(^^)/

そして運転中、偶然ですけど、「史跡めぐり 幸徳秋水の墓」にめぐり会いました。

時間がなかったので観ることはできませんでしたが、市内には幸徳秋水の生家、絶筆の石碑、資料室があります。
幸徳秋水は、自由と平和を訴え続けた明治の青年政治家です。
中江兆民に出会い、自由民権運動から強い影響を受けて自由と平和のための政治変革を試行錯誤する半生は、ときの天皇制政府による弾圧によって、41才の若さで生涯を閉ざされてしまいました。

戦争する国作りは一夜にしてなるものではなく、国民から自由と民主主義を奪い去りながら、国民を引きずり込んでいきます。
2000年12月に当時の中村市議会は名誉を回復させ、全会一致で「幸徳秋水を顕彰する決議」を採択しました。

山原健二郎資料室を訪れました

 ※桂浜にて
お盆の休みを取らせていただき、8月14日から2泊3日間、高知県に足を運びました。高知と言えば、世間では坂本龍馬ですし、私も桂浜の龍馬像などを訪れましたが、日本の平和と自由と民主主義のために生涯をささげた有名な政治家がおられます。
◇        ◇         ◇
14日、高知市内にある「山原健二郎資料室」に行きました。
山原健二郎(1920年~2004年)さんは日本共産党の元衆議院議員。連続10期30数年務めて来られました。
神戸でも、高知県にゆかりのある方々から「山原さんは立派な方でしたよ」と、しみじみ述懐されることがあります。
しかし、山原さんは高知県にとどまらず、四国を代表する偉大な政治家であり、支持する政党の違いを越えた広範な人達から信頼を得てきました。

国会質問、書籍、執筆原稿、色紙、写真に手紙…と、豊富な資料が展示されています。
「日本国民の血の叫びをどうして国際舞台の場で生かすことができないのですか。そんなことで日本国民が納得すると思いますか!!」…日本政府が米の輸入自由化を決めたときの怒りを込めた熱い質問、1022回にものぼる日曜市での国会報告会演説からは、今聞いても生命力を感じさせられます。
国民の切実な願い実現に心血を注いで来られた勇姿、優しい人柄に触れることができました。
場所は高知市上町2丁目。入場料は無料です。

※資料室の方と。

明舞9条の会が戦争体験を聞く会

  • 明舞9条の会が戦争体験を聞く会を企画しました。


    ◇      ◇      ◇
    戦争は防衛を名目に始まる。
    戦争は兵器産業に富をもたらす。
    戦争はすぐに制御が効かなくなる。
    戦争は始めるよりも終えるほうが難しい。
    戦争は兵士だけでなく老人や子供にも災いをもたらす。
    戦争は…。
    ◇      ◇      ◇
    ホワイトボードに手書きで「自由と平和のための京大有志の会の声明書」の全文が。
    読み手を引き付ける詩的な文体です。


    戦争体験の語り手は神戸出身の地元の女性と、安武ひろこ元参議院議員。「3月17日のはとても寒かったです。先に大阪が爆撃で炎上し、赤々と燃え上がっていました。B29によって空は真っ暗になるほどに占領されました」。「戦争体験はいくら語っても語りつくせません…今が正に正念場です。戦争法案反対の一点で戦いましょう!」と安武さん。
    戦争体験を聞くこと自体、だんだんと難しくなってきた昨今、とても貴重です。しかも戦争がいかに恐ろしく、残虐であるかを生々しく語っていただきました。

  • 街頭宣伝で区内すべてを網羅しよう

    昨年よりも暑く、まるで火傷をしそうな今年の夏。
    戦争法案を廃案にするための戦いは重要な局面です。

    垂水駅で、
    舞子駅で、

    宣伝カーより各地域で、激励していただいています。
    「私にも何か手伝わせてください」と、声を掛けていただくことも!垂水区の共産党は、全ての丁目を網羅していきます。

    #かならず止める

    保育合研に参加しました。


      全国保育団体合同研究集会があり、明治大学和泉キャンパスでのシンポジウムと最終日の全体会に参加しました。
      アニメーション映画監督の高畑勲さんが、「映画をつくりながら考えたことと」と題して記念講演。こどものこと、平和のことを考える貴重なお話でした。
      保育士、保護者、保育運動に携わっておられる方、学者・研究者、地方議員…全国から約10800人が参加しました。保育について真剣に考える人たちが全国から集まってきています。
      ◻ ◻ ◻
      こども・子育て支援新制度実施後、全国各地域で問題が露出してきています。
      都市部を中心に待機児童が増え続け、保育所の不足を理由にしたいっそうの規制緩和によって、こどもにふさわしくない環境での保育が拡がっています。
      また待機児童が基本的にはいないようですが、過疎地域では、保育所の統廃合や、有資格の保育士が決定的に足りない、深刻な問題を抱えています。
      埼玉県所沢市で起こった「育休退園ルール」による0~2才のこどもたちの認可保育所からの追い出し、仮差し止め・差し止め訴訟のたたかいは衝撃的であり、決して遠い他都市の出来事には思えない面もあります。
      この社会に生を受けたこどもたちを健康で幸せに育てるのが保育の仕事。
      しかし、保育所が全く足りないため、子育てのために仕事をやめざるを得ない事例もたくさんある。
      新制度の問題について、こどもと保護者の視点に立って考えを深める良い機会になったと思います。

      ◇ ◇ ◇
      公的保育の拡充が強く求められています。
      「いまほど保育所や幼稚園が地域の希望となり安心の子育ての砦となること、そこで働く保育者たちが乳幼児期の子どもたちの保育の専門家として力を発揮することが求められているときはありません」。(第47回合研集会 集会宣言より)とても勉強になりました。

    団地内の敷地に手すり~南多聞台

  • 垂水は坂の町です。
    平らな地域といえば、垂水駅近辺や西舞子、それ以外は…北部の新興住宅街くらいでしょうか。
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    明舞団地は高齢化が進んでいる団地の一つ。

    昨年、南多聞台UR団地内歩道の改善を求める意見が地域の方々から出されたのを受け、ふじたに香恵子さん、団地自治会、日本共産党明舞支部のみなさんとUR都市機構に何度も要望を重ね、この春、写真のような手すりを設置することができました。
                    
    写真ではわかりにくいですが、高齢の方、障がいをお持ちの方などにとっては勾配がこたえるようで、大変よろこんでいただきました。
    今日のような猛暑日、改めて見学に行ってみて、設置できて良かったなと改めて思いました。