今朝、市会・建設水道委員会から王子動物園を視察しました。
小さいころに東灘に住んでいましたが、その時以来の動物園。とても新鮮に感じました。写真のとおり好天に恵まれ、桜が満開!
一番観たかったのは、ゾウでした。
4月7日にインドゾウ「オウジ」が亡くなり、献花台が用意されていました(14日に「お別れ会」を執り行うそうですが)。
写真右の高い傘のようなものは、昨年に予算が付いて、ゾウの日よけ用に作ったもので、シャワーも出るそうです。
これからの王子動物園のあり方として、「ワクワクするような動物園づくり」を考えているとの説明を受けました。
それは、1)動物にやさしい動物園…①老朽化の著しい獣舎の整備②自然の棲息環境に近く、動物自身も
楽しめる展示方法の改善。
2)人にやさしい動物園…①安全で快適な空間・施設②わかり易くまた、夢のある・楽しい園内。
この時期、ボランティアを募集しているそうですが、動物を愛する市民の知恵とアイデアを十分に生かし、こども達から私のような、門外漢の者まで、改めて来てみたくなるような動物園に発展すればなと思います。
※私、ゾウに似ていませんか?視察中、西ただす議員に撮ってもらいました(*´°*)
今朝、新聞配達をしてから舞子駅で早朝宣伝。
その後、休憩を挟んで登庁。
今日は予算市会の最終日。
たいへん充実した1ヶ月間でした。
振り返ってみると…
2月27日 建設水道委員会
水の科学博物館に指定管理者制度を導入し、大阪市の外郭団体が選定されたことに関連して。
3月2日(本会議)代表質疑
中小企業の活性化策、こどもの医療費は中学校3年生まで無料に、中学校給食は自校方式で、海上アクセスの債務棒引きに対する市長の責任。
3月6日予算特別委員会(企画調整局審査)
関西広域連合加入について、こども病院のポーアイ移転計画について津波と液状化の危険性~沿岸地に災害地に拠点となるべき病院を集中させることは避けるべき、「神戸市総合交通計画」の策定について、コミュニティバスなど地域に密着したバス路線をつくる指針を。
3月9日予算特別委員会(市民参画推進局審査)
公文書管理と情報公開、舞子ビラ事業について、文化芸術活動の支援策・会場費助成制度の助成率減額について、DV被害者支援対策~配偶者暴力相談支援センターの支援体制の強化を。
3月16日 予算特別委員会(意見表明)
3月23日 建設水道委員会
「アジュール舞子における温水ウォーキングプールの再開、継続を求める陳情」の審査。
3月29日 本会議(最終日)
「TPP(環太平洋連携協定)に関する意見書提案(案)」の提案説明
と、いろいろと出番に恵まれました。
私は落選した経験をもちます。
昨年のこの時期は、議員ではありませんでした。
これだけの活躍の機会を与えてくださったことにあらためて感謝の気持ちを感じながら、最終日の本会議に登壇させていただきました。
市民から4914筆の署名を携えて、市議会に「アジュール舞子・健康用:温水ウォーキングプール再開・継続の陳情書」が寄せられました。
今日の建設水道委員会で審議することになりました。20日の祭日に、独り議員団控え室にこもって質問を準備、しかし当日質問をしたのは私だけ(^^;)
以前にもブログに書きましたし、アンケートもさせていただきましたが、たいへん多くの方々が全国でも類まれな温水歩行浴プールを残すことを求めていたのに、神戸市当局(建設局)は、経営者であるホロニック社の肩を持つだけ。
過去に議決された市会の決議の何のそのと言わんがばかりの態度。いったい、アジュール舞子は誰のために存在するのか、市民が憩うための要求を大切にする姿勢が全く感じられませんでした。
5000近い署名を集められたみなさんは、高齢の方たちです。民主・自民・公明・みんなの党など他の会派は質問一つせずに「打ち切り」「不採択」と意見表明。「打ち切り」多数で陳情の採否は決しないことになりました。
口頭陳述された御二人による怒りを込めた迫力ある語り口と多数の署名の力、理不尽な当局の態度とあっては、さすがに面と向かって「不採択」とも言えなかったのかも知れません。これで、運動を終わりにせず、ひるむことなく奮闘して欲しいです(写真は、11月以来営業中止中の温水ウォーキングプール)。
先日の予算特別委員会で取り上げたことなのですが、神戸市は新年度より「総合交通計画(全市版)」を策定します。
高齢者・障がい者の社会参加と町の活性化、環境保護の面からも地域住民の願いにかなった交通体系を構築していく必要があります。
また減便や路線廃止があるのではないかと懸念されるケースには、神戸市の関係部局が民間バス事業者と協議し、ともに「市民の足」を守る責任を果たすために、運賃を上げないことや路線の廃止などを行わせないようにするべきではないかと思い、当局に要望しました。
垂水区のように坂道や細い道が多く、自動車や歩行による移動が交通安全上、危ないところでは、新たにバスを走らせて欲しいという要望が強いので地域に密着したバス路線をつくる指針を作っていくべきではないかと思います。
交通局は昨年秋にすべてのバス路線を対象に「市バス交通調査」を実施し、いま集計中だそうです。
少子高齢化等、変化する乗客動向を鑑み、市民が目的地へ円滑に移動できる交通体系へと進化させていかなければなりません。
昨日の代表質疑について一言。
妻と義母を傍聴に誘い、眼が悪いため、カメラの光線が入っても字を読み間違えないように原稿の文字を24ポイントに拡大して、万全の対策。
質疑の中身は~中学校給食では、前日の公明党の質疑に対し、「自校方式はコスト面から考えて論外」などと、驚くべき答弁があったので、私は「中学生の昼食に関するあり方検討会で、自校方式のメリットを紹介した発言もあった。主催者が“論外”と選択肢から除外することこそ、論外じゃないですか!」と再質問のときに、教育長を問い質しました。
「自校方式にはそれなりのメリットはあるが、お金がないのにそこまで予算要求できない」と答弁。
自校方式で中学校給食を実施しているそれぞれの自治体の財政が豊かなわけではありません。
こどもたちにとって最良の選択肢を選ぶのに、財政上の制約を初めから持ち出してはいけないと思います(ムダづかいは、削ればいいのですから)。
また、教育長が自校方式のメリットを認めている旨、答弁されたことは重要だと思います。
一夜明けた今日、先週、突然亡くなられた65歳の女性の弔いに遺族を訪ねていったときの一言…「生前、よく給食の署名を集めてがんばってくださいましたね。本当に残念です」「母は僕たち7人兄弟を育ててくれましたので、自身の子育ての経験から、今の子供たちに対する思いが奮い立たせたのだろうと思います」と、息子さん。”神戸の中学校に温かかくておいしい給食を”の願いは、世代を超えて多くの市民が共有していると思います。