明日は予算特別委員会で私が質疑する日。
保健福祉局に数点聞きます。
国民健康保険制度が法律の改定によって、「都道府県単位化」されます。
県下の他都市と将来的には足並みを揃えて、保険料を統一することに。
調べてみると、結局は今よりも保険料が上がる世帯が多数を占めてしまいます。
神戸市当局は、「上げ幅をなるべく押さえるようにした」と説明します。
でも、これまでだって高くて払えず、滞納を余儀なくされる世帯が少なくありません。
保険証を使えなくなることも。
ふと思うことがあります。
自立支援医療。
生涯にわたって病と付き合いながら生活する人達にとって、大切な通院医療制度です。
自己負担額を軽減できます。
年々利用者数が増えており、保健所の精神保健福祉センターに問い合わせたところ、市内で約29000人の方が自立支援医療を利用されているとか。
でも、これは保険料を払っていなければ利用できません。
もし、払えなくなったら…。
税金を有効に活用して、国民健康保険料の高騰をしっかり抑えるべきです。
健康保険制度は社会保障制度ですから。
「Akahata, la paix pour drapeau(赤旗 平和の旗)」───
アカハタ、ラ ぺ プㇽ ドゥラポ と読むのかな?(p_-)
フランス共産党の機関紙「ユマニテ」が、創刊90周年の「しんぶん赤旗」について特集記事を組んだそうです。
安倍政権による憲法改悪の企ての中で、「『赤旗に』に注目が集まっている」と紹介。
「福島原発事故以降、この新聞は東京電力の安全基準の順守に関するうそを真っ先に暴いた」と批評しています。
今日(2月28日)付けの日刊「しんぶん赤旗」に掲載されています。
また、ユマニテはこうも述べています。
「この新聞は、日本共産党のアイデンティティー形成の議論をも開いた」───
党がソ連・中国からの干渉と戦い、自主独立路線を確立したことに触れています。
フランス共産党といえば、旧ソ連共産党に追随してきた党。
ソ連崩壊後は科学的社会主義を理論的基礎から外してしまったと聞いていました。
この調子だと、イタリア共産党みたいに名前まで変えて、変質してしまうのかな、と心配したこともありましたが。
日本共産党を前向きに、積極的に評価している報道に触れて、ちょっと嬉しく思いました。
市議会まで電車で通勤していますが、車中というのは立っていても、座っていても活字に集中できますね(^-^)
管外視察で新幹線を利用することが多いのですけど、移動中の勉強時間ってとても貴重です>^_^<
それとホテルに宿泊中も。
写真は教育学者の堀尾輝久先生の著書。
まだ読めていないものもありますが、買って読みごたえがあります。
いちばん衝撃を受けたのは、憲法9条のような国際平和主義の提案を、時の首相、幣原喜重郎氏がD.マッカーサーとの会談で行っていたこと(しんぶん「赤旗」でも紹介されたことがあります)。
“日本国憲法はアメリカから押し付けられたもの”などとする論に何の根拠もないことを実証しています。
国民によって守り続けてきた護憲の運動にとって、力と勇気です。
もっとも、本日から定例市議会がスタート。
好きな分野の勉強は当分お預け。
平昌(ピョンチャン)オリンピック。
日本人選手が大活躍をしています。
巷での話題も”オリンピック一色”───とまでは行かない思いますが、4年に一度のスポーツの祭典に、テレビや新聞などの報道を通して感動することが多いのではないでしょうか。
「しんぶん赤旗」も連日、大きな見出しで感動のドラマを報じています。
今回は、過去最多となる92か国と地域・2900人を越える選手が参加しています。
わが党からは、志位和夫委員長と笠井亮衆院議員が、平和の祭典として成功することを心から願って、大会開会式に出席しました。
◇ ◇ ◇
私が冬季オリンピックで、とても印象に残っているのは、1984年に開催されたサラエボオリンピックです。
旧ユーゴスラビアのボスニア・ヘルツェゴビナ。
49か国・地域から1274人の選手が参加し。
当時としては、参加国数が史上最高だったと記憶しています。
「東西冷戦」の時代に、″東側の国″で開催して成功を収め、とても感動的でした。
しかし、数年後にはユーゴ内戦。
映像を通じて、平和の祭典の開催地が、信じられないほどの惨状に変わり果ててしまい、たいへんショックを覚え、心が強く傷む思いがしたものでした。
近隣の国家と緊張関係にあるなかで、国を越え、体制の違いを超え、宗教や人種、言葉の違いを超えて一堂に会する。
国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が「北朝鮮の参加について平和的な対話の扉を開いた」とコメントしました。
平和の力です。
北朝鮮の核・ミサイル開発などをめぐり、緊迫の度合いを増している東アジア情勢。
対話による平和解決の道が開かれることが期待されています。