先日、神戸市教育委員会が2019(平成31)年までに市内の9つの幼稚園を廃園する計画を発表し、今月すべての幼稚園で、説明会が開催されます。
6日、私は須磨区の2つの幼稚園(名谷こすもす幼稚園と名谷あおぞら幼稚園)の説明会を傍聴してきました。
保護者や地域の役員の方が参加し、質問や意見が相次ぎました。
「公立だから行かせたかったのです!」
「本当の子育ての愉しさを教えてくれるので行かせたいのです」
「近くに歩いて通わせたい」
「なんとか廃園を遅らせてほしい」…
保護者の方は、こどもを是非通わせたいと思っていただけにショックを隠し切れず、今後の不安と、あまりにも一方的で性急な対応への怒りを露わにしていました。
◇ ◇ ◇
「これは決定なのですか?」
「教育委員会としては決定としたいと思います。最終的には議会に諮って条例を改定することになります」。
◇ ◇ ◇
この日の夕方、私は私立幼稚園バスの元運転手を訪ね、体験談をお聞きしました。
「往復40~50分のコースでしたが、一番、気を遣ったことは、やはり車中でのこどのたちの安全です」。
参加者の中で、徒歩で通園することに教育的な意義があることを主張された方もいました。
廃園計画は中止すべきです。
YouTubeで「韓国語会話」を検索してみました。
講師の先生が英語で解説する初級レッスンがあって、時々視るのですが、これが結構面白い!
英語と韓国語、両方の勉強になるんで。
しかし、あれっ、と思うことがありました。
世界の主な国々の名前を韓国語でどういうのかをやっていました。
アメリカは、「미국(ミグク」。中国は「중국(チュングク)」。イギリスは、「영국(ヨングク)」。ドイツは、「 독일(トクイル) 」。インドは、「인도(イント) 」。ロシアは、「러시아(ロシア)」。イタリアは、「 이탈리아(イタルリア)」。フランスは、「 프랑스(プランス)」…(※読み方は、私が記したもので不正確です)。
十数か国を例示していましたが、なぜか日本(일본・イルボン)がないのです!
おそらくアメリカや英語圏に住む人を対象にしたネット放送なのでしょうが…。
いまや、日本人にとっては良し悪しはともかく政治、経済、文化、食生活等々、関わりが極めて密接で大きな存在。
でも、向こうの国から見れば、日本は世界の中の一つの国でしかないのだろうなと思わされます。
「介護保険料が上がって困っています」。
第1号被保険者の方から相談が寄せられました。
今回の保険料改定で保険料年額の基準額は、前期(平成24~26年度)に比べて62406円から68748円へと上がりました。
Aさんは、事業の失敗で負債の返済に苦心してきましたが、昨年に夫と死別。
しかも重度の障害を持つ残された家族の介護もしなければならないのに、公営住宅の家賃が上がり、途方に暮れた毎日を過ごしています。
保険料のために医療費や介護サービスの利用料を抑えなければならないところまで、追い詰められています。まさに、保険あって介護なしです。
介護サービスの利用者は増えるのは当然です。しかし、「相互扶助」を制度の基本にしてしまうと、結局、辛い立場に追い込まれるのは、社会的に弱い立場に置かれている人たちではないでしょうか。