今年一年をふりかえって、漢字一文字で表現するならば…
捲土重来の「捲」でしょうか。
漢和辞典で意味を確認してみても、あまりピタッとは来ませんが。
まあ、個々の局面でがっくりすることが多かったですね(^▽^;)
◎12月のイギリス総選挙。
「社会主義者」を名乗るジェレミー・コービン党首率いる労働党が惨敗し、自ら辞任を表明したこと。
イギリスのEUからの離脱の賛否、保守党政権下で続いた緊縮政策の是非などが争点でした。
EUは域内の市場を統合して、通貨、関税、エネルギー、農林漁業など共通の経済政策を敷き、人、モノ、資本の自由移動を原則としています。
加盟28か国で構成される、このヨーロッパの巨大市場は、大企業による経営など労働生産性の高い部門には有利な反面、中小零細企業や零細農の経営、そして普通に暮らす多くの人々には決して良いとは言えません。
EUへの不信は域内全体で高まっています。
私もEUには懐疑的です。
イギリスが直接、この共同市場に関わり始めたのは、1973年(当時のEC・ヨーロッパ共同体)からですが、特に保守党政権の下で、公共部門の民営化や規制緩和に拍車が掛かり、福祉や介護、警察、消防、学校教育などの予算が削減され、貧富の差が深刻になっているようです。
イギリス労働党は働く人たちの貧困・失業の一層、雇用の創出、介護・福祉住宅の充実、学費無償化などを訴えていました。
また国連会議で、「核兵器のない世界」をめざして連帯していくことでわが党と合意しています(2018年7月・日本共産党96周年記念講演より)。
1990年代末~2010年頃までの労働党政権時代(主にトニー・ブレア元首相の頃)の同党は、保守党政権とほとんど相違ない感じだったのですが、いまや、ずいぶんと様変わり。
“FOR THE MANY NOT THE FEW”のキャッチコピーを掲げた同党。
“一握りの富裕層などのための政治ではなく、多数者のための政治を”ってところでしょうか?
それだけに、残念です。来年早々にも党大会で新しい党首を選出するそうですが、また同党は“右旋回”するのではないかと…。
しかし、コービン党首を2015年に選んだ背景はイギリス社会の現状です。
EU離脱後の影響に揺れることが予想されるし、いっそうの格差と貧困が拡大することも懸念されます。
同国における社会進歩の流れが強くなっていくことを期してやみません。
◎自分の家族と親族の病気、入院、介護のことで走り回る毎日になったこと。
幸い、病院や介護職員の人たちに親切に対応していただいています。
社会保障に携わる仕事の大切さを強く感じました。国の政治が大きく転換すれば、この国は相当優れた福祉国家になれると思います。
◎4月の自身の選挙で再選を果たせなかったこと。
「赤田君元気にしてる?」「4年もあるのか…長いな。でも、頑張ってほしいな」
よく、支持者の方たちが、地元の党員の方が支持者の方たちから聞かれるそうで(^^ゞ
本当にありがたいことです(#^^#)
現在、何をしているのか。
いろいろやっていることの一つですが…実は昨年秋から垂水駅界隈の商店を訪ね、消費税を緊急に5%に戻す党の政策をお伝えしながら、今度の営業への不安や要望など、ありのままの声を聞き取ってきました。
日本経済の落ち込みが長期に渡る下で、
「商売を続けるとしても、店舗を縮小するしかない」
「終戦直後から商売を続けてきましたが、もう店じまいを考えています」などと、不安を抱きながら営業していることが分かりました。
安倍政権は、国民の暮らしの悪化も景気と経済を壊すこともかえりみず、2度にわたり消費税の大増税を強行しました。
これは日本経済にとって致命的な打撃です。
5%への減税は最大の景気対策です。
商店で働いておられるみなさんから多岐にわたる意見や要望、とりわけ消費税については大抵の方と思いを共有することが出来ました。
◇ ◇ ◇
以上、3つ書きましたが、1年間を断面で振り返ると、良くないことが続きましたが、一歩引いたところから総括してみると、決して“良くない1年”でもないのではないかな(^_-)?
来年、総選挙が行われれば、必ず野党が勝利をして日本共産党が躍進をし、安倍政権に代わって暮らしと平和、民主主義を擁護するまっとうな政権を実現するために頑張る一年に(^O^)/!
統一地方選挙、私の「4選」を期待し、また日本共産党の躍進を期待し、ご尽力していただいた皆様に感謝を申し上げます。
再選を果たすことが出来なかったことに対しては、私自身が最も反省をしなければなりません。
神戸市会議員選挙・垂水区選挙区は、定数10に対し、15人が立候補。
共産党が2人を擁立する選挙区です。
他党派候補との組み合わせや、選挙期間中の有権者の政治意識などの客観的条件から見れば、どの選挙区でもわが党にとっては、決して有利とは言えない状況だったと思います。
しかし、私自身が力不足だったから、その「壁」を乗り越えることが出来なかった。
私は党市議団の幹事長です。
つまり、12人の議員団で責任のある立場。
地元の仲間のみなさんも誇りに感じておられました。
また新しい神戸市議会(定数69名、日本共産党市議団は9人)の会派構成を考えても、自責の念に駆られてなりません(新しい議員団は必ず困難を乗り越えて活躍されると思いますが)。
では、私がなにをどう反省するのか…
それは自分の中で思い、考えを深めている真っ最中です。
いずれにしても、みなさんからの率直なご意見、ご助言を拝聴し、自らの候補者力を高めて捲土重来を果たしていきたいと考えています。
選挙後の挨拶まわりなどで、「4年後に向けて、ぜひ頑張ってほしい」と、会う方会う方、100%と言っていいほど、捲土重来を期しての励ましの言葉を頂いてきています。
本当に幸せなことです。
私の高校時代の恩師であるI先生からお手紙を頂きました。
「残念ながら歴史はジグザグにしか進みません。健闘を期待しています。このハガキ、手塚治虫の『火の鳥』=フェニックス、再生の象徴です。前進を期待しています」。
”4年間”は長い。
しかし、これからさまざまな体験を積むことになります。
議員のバッジは外れても、議員に勝るとも劣らない活動をしていきたいと思います。
「LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子どもをつくらない、つまり『生産性』がない」
───自民党の杉田水脈衆議院議員がLGBT(性的少数者)のカップルに関し、「新潮45」という雑誌に寄稿。
自民党本部前に、約5000人の人たちが集まった抗議行動が報じられました。
抗議行動に参加している人たちがどんな思いで、声を上げているのか、YouTubeを視聴していても、深く傷をつけられた、心の底からの怒りが伝わってきました。
デモに参加したことがなかった人も訴えていました。
自分がLGBTであることをカミングアウトすることさえ、とても勇気のいることです。
多様性を認め合う社会に変わらなければ、居場所を失う人たちです。
小池晃書記局長は23日の国会内での記者会見で、
「『生産性がない』という言い方は、個人の尊厳を根本から否定する妄言で、議員の資質にかかわる重大な発言だ」
「無知、無理解、悪意に満ちた偏見で、悪質な発言だ。発言を撤回し謝罪しないのであれば、辞職するべきだ」と述べました。
昨年の衆院選以前から同じ発言をしてきたこの人物。
本心から反省するとは、私には到底思えませんが。
集会に参加した人たちは、「LGBTの人たちだけが傷つけられたのではない」とも語っていました。
経済的な理由、晩婚等で子どもを産み育てたくてもできなかった人、子どもの時や青年時代の辛い体験などによって、心や体が深く傷つき、結婚も社会参加も出来ず、子どもを産み育てることができない人生と向き合い、歩んでいっている人たちの人格を否定する発言でもあると思います。
子どもを産むか産まないかで人間の価値を選別するこの人物の人間観。
「個人の問題だけでなく、杉田氏を比例で国会議員にした自民党の責任が問われる」と小池書記局長はさらに強調します。
党として同議員に責任を取って辞職するよう求めるのが筋ではないでしょうか。
「国会議員の発言一つひとつに、政府の立場で発言することは控えたい」(菅官房長官)
「人それぞれ、いろんな人生観もあり、別に大きな驚きを持っているわけではない」(二階幹事長)
幹部が庇うのか。
日本政府は2008年6月に、性的志向と性自認に基づく差別を撤廃する措置を求める国連人権理事会勧告を受け入れています。
自民党がこの発言を放置すれば、基本的人権やLGBTについて語る資格のない政党だということになります。