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初心に立ち返れ

厳しい寒さが続いています。

「ああ、こんな日に駅立ちを入れるもんやないなあ…」

今日は、お昼の時間帯に「消費税をなくす会」の街頭署名をしましたが、垂水駅周辺にビル風が吹き荒れ、強烈な冷たさが身に凍みた1時間でしたので、夕方、同じ駅頭で立つのは、もっと悲惨!”やめようかなあ~でも、誰か手伝いに来てくれてるかもしれないしなぁ…」と迷いながら午後5時前の垂水東口で宣伝を開始。

しかし、誰も来ていませんでした。

唯独りでの街頭宣伝。

やめるも良し、続けるのも良し!

のぼりを立てて、ハンドマイクを握り、薄暗い町中を、家路を急ぐ市民にビラを配る。

しかしその割には、いろいろな反応がありました。「民主党に裏切られた。今までかけてきたお金を返してほしい」と怒る年金生活者、「難病を抱えた主人にいい病院はないものでしょうか」医療の相談、「(ビラを手にとって)共産党?ちょっとあわないなあ」などなど、対話がはずんだ1時間でした。

事務所に帰ると、新しいビラが積まれているのに気づく。

手にとってみると、私たち共産党市会議員団そろい踏みの写真に自分も写っている。

後列右端に私自身が立っている!

「ああ、オレも今、この中の一員に入っているんだなあ…」と、1年前の心境を思い出しました。

初心を忘れるな!

久しぶりに実家に立ち寄る

しばらくの間、ブログを更新できていませんでした。

実は、パソコンの調子が悪く、修繕に出していたためです。

たいへんご心配をおかけしました(^^;)また、マメに更新していきます!

今日は、3件の生活相談を受け、福祉事務所を行き来しました。子どもの教育、生活保護の申請、多重債務とさまざまです。

このような忙しさは、市会議員であるが故のやりがいを感じているところです(^^)!

時間の合間を縫って、青山台の実家に立ち寄ることにしました。2ヶ月ぶりかな?両親は相変わらず、あちこち、通院を繰り返しながらの生活。

今日、気になったのが、妹・有子が健康診断の検査に引っかかって再検査とかで、また心配事ができてしまいました。表情は明るいので、本人はあまり心配していないように見えましたが…。

正月は妻といっしょに半日ほど、実家で過ごすことにしました。妻が気にかけてくれているので、せっかくの機会にと考えた上での計画です。

今年はできなかったので、とても愉しみにしています。

今年のバス旅行

今日、垂水区共産党後援会で日帰りバス旅行をしました。滋賀県の近江八幡市へ行って来ました。晴天に恵まれ過ごしやすい1日でした。

毎年、この時期におこなっているのですが、今回は、日ごろの活動の反動からか、眠けがついてまわる旅行でした(昨年、一昨年は、こんなことありませんでしたが)。

商人屋敷を散策し、印象に残ったのは、近江兄弟社の記念館でした。小さなギャラリーでしたが、昭和の初めごろに、メンソレータムの工場で女工さんたちが働いている一枚の写真に見惚れました。ただ働いているのではなく、勉強もしていたようで、当時としては、とても進歩的なことです。創立者は「青い目の近江商人」とも、称されたウィリアム・メレル・ヴォーリズ。身近な日用品のルーツと経営者の思想を少し垣間見ることができました。

(自分への?)土産物には、「びわ湖ヨシ紙」の無地の名刺を百枚買いました(あいさつする際に使おうと思って)。

朝8時に集合、夕方6時までは、あっという間でした。

今年も義母と義妹と妻が参加してくれ、解散してから、帰りに姪と5
人で神戸の夜景を愉しみながら、外食をして帰りました。
                                                                                                 

                                                       八幡堀にて。水鳥が一匹気持ち良さそうに泳いでいました。

これでいのか!?高校学区の再編

昨日、日本共産党神戸西地区委員会主催で、兵庫県下の公立高校の学区「再編」「拡大」について考える学習懇談会を開催しました。

私以外に須磨の山本純二市議と西区の花房史子市議、そして、兵庫県高等学校教職員組合中央執行委員長の雨松康之さんがそれぞれの立場から報告をしました。

兵庫県は、現在16ある公立高校の学区を5学区にすることを強行しようとしています。

しかも全県に複数志願選抜制度を持ち込み、子どもたちに広域学区と弱肉強食的な競争を押し付けるとんでもない「再編案」です。

「県高等学校通学区域検討委員会」が今月中にも最終報告をまとめ、県教育長に答申する計画です。

私たちは、神戸第3学区などの子どもたちをさらなる過酷な教育の渦に巻き込むべきではなく、神戸市自身が「再編案」に賛成していることを市議会で批判してきました。

雨松さんは、現場の高校教員でもあり、全県の教職員の利益を守る運動の先頭に立ってこられている方です。

実際には、20の地方議会で反対や慎重審議を求める決議が出され、神戸市と加古川市を除く自治体の教育長は賛成していません。

明石市や豊岡市の市長は反対表明をしています。私は、兵庫県議会での様子を紹介しました(事前に県会議員団に打診をしていたのですが、残念ながら日程の都合が合いませんでしたので…)。

県議会に提出された「公立高等学校普通科の通学区の拡大をしないこと」を求める件(請願第10号)は不採択にはされず、継続審査になっています。

明らかに矛盾が生じているのです。

「受験競争から除外された子どもたちは精神的に荒れている」「私が勤務していた愛知県でも高校がスライス状に順位が序列化されていて、子どもたちが本当にかわいそうだった」「ぜひ、運動を広げていきたい」などの感想が寄せられました。

いまでも県下で最も差別選別が激しい神戸第三学区をいっそう広域化して”競争”激化させてはならないとの思いから、私たち3人の議員などが相談をして企画しました。

「学区再編」は一見、決まったかのように思われがちですが、本当はこれからが運動の始まりなのだと、確信を持てる集会になったと思います(^^)/

中学校給食の旅~高崎市を視察

翌日、群馬県高崎市の高松中学校へ行きました。

同市は昭和62年から中学校給食を実施しており、しかも自校調理方式で市内のほとんどの学校でおこなわれているそうです。

合併して編入された地域の学校で、センター方式だった学校も順次、自校調理方式に以降しているとか!

私たちが昼・4時間目の終わりごろに正門をまたぐと、懐かしい給食のにおいがただよっていました(*^^*)♪

教育委員会の方は、「これが自校(方式)のいいところですよ!」と誇らしげに語っておられました。

印象的なのは栄養士さんの姿。

市内全校に栄養士を配置しており、ここの学校の若い栄養士さんも、教員、生産者、食材販売業者ともよく連携をとりながら、食育をすすめているようでした。

多忙な教員のみなさんも給食を大事な教育活動と受けとめ、栄養士さんと連携して教育実践に生かしているそうです。家庭からも生徒たちからも給食がたいへんよろこばれています。

かつて全国的に給食がセンター方式に移り変わる流れがあったころに、高崎市では、自校調理方式と中学校給食にこだわっていったそうです!

                      もちろん、その背後には市民の運動がありました。

中でも印象的だったのは、現場の栄養士さんが専門職として能力をいかんなく発揮していること、「給食が当たり前」だと、こどもたちや家庭からたいへんよろこばれ、栄養士さんも校長先生も、教育委員会のみなさんも、地元の食材をほとんど100%とりいれた自校給食に誇りをもっていることでした。

私は今日の市会・外郭団体に関する特別委員会で、神戸市体育協会と教育委員会に対し、地産地消の学校給食を求めるとともに、同市で学んだことも一部紹介させていただきました(^^)

中学校給食実現のために(名古屋市を視察)

日本共産党議員団は3ヶ所に分かれて視察をし、私は中学校給食を実施している自治体を調べに、名古屋市と高崎市へ行きました。

名古屋市では、1998(平成10)年からランチルームを設置した中学校給食を実施しています。私たちが訪れた学校は1学年が70人程度で空き教室を改造した感じでした。1日4種類の献立から生徒が自らが選べるようになっています。調理などは民間業者に委託していますが、県内産の食材を積極的に取り入れているようでした。

また、給食献立を生徒からアイデアを募集することもおこなっており、自らが栄養バランスや食材を選ぶ食育の一環として実施しているようです。教室で家庭から弁当を持参する子もいます。自校方式ではありませんが、工夫をこらしながら、定着してきているようでした。一方で、1日1食あたり約420円の名古屋市からの補助に対し、河村市政は「事業仕分け」をしたとのこと。攻撃がかけられているようです。

「えっ、神戸は給食ないんですか!」生徒たちは不思議がっていました。中学校給食がない方が異常なのです。

私たち一行は名古屋を後にして、高崎へ向かいました。