明日は予算特別委員会で私が質疑する日。
保健福祉局に数点聞きます。
国民健康保険制度が法律の改定によって、「都道府県単位化」されます。
県下の他都市と将来的には足並みを揃えて、保険料を統一することに。
調べてみると、結局は今よりも保険料が上がる世帯が多数を占めてしまいます。
神戸市当局は、「上げ幅をなるべく押さえるようにした」と説明します。
でも、これまでだって高くて払えず、滞納を余儀なくされる世帯が少なくありません。
保険証を使えなくなることも。
ふと思うことがあります。
自立支援医療。
生涯にわたって病と付き合いながら生活する人達にとって、大切な通院医療制度です。
自己負担額を軽減できます。
年々利用者数が増えており、保健所の精神保健福祉センターに問い合わせたところ、市内で約29000人の方が自立支援医療を利用されているとか。
でも、これは保険料を払っていなければ利用できません。
もし、払えなくなったら…。
税金を有効に活用して、国民健康保険料の高騰をしっかり抑えるべきです。
健康保険制度は社会保障制度ですから。
今日は福祉環境委員会。
今年度は私が委員長を務めてります。
メインのテーマは、民泊についての条例案(「神戸市住宅宿泊事業の実施の制限等に関する条例案」)の審議。
一言でいえば、昨年国会で可決・成立した住宅宿泊事業法、いわゆる「民泊新法」に神戸市として規制を掛ける条例案です。
そもそも日本共産党は、届出さえすれば民泊の営業を認める国の法律に反対を貫いた立場です。
国の法律だけでは、”やったもの勝ち”のように、民泊があちこちにできかねない。
全国の自治体ごとに事情が違いますが、神戸市では、民泊事業を強く規制するための条例案が当局から提出されています。
日本共産党議員団も条例案には賛成し、今日の委員会で全会一致で採択されました。
事業の実施の制限区域と期間を定めており、都市計画法が規定する住宅専用地域ではすべての期間で民泊事業を禁止し(私の住んでいる垂水区本多聞5丁目は第1種中高層住居専用地域なので、これに該当しますが)、また温泉街の北区有馬町では、閑散期しか認めない内容になってます。
さらに学校周辺などから半径100m以内の地域での実施も認めません。
ただし、設置者の意見を聴いて市長の責任で告示する例外扱いの区域を定めることも認める内容となっています。
また、事業に周辺地域の住民方々への周知行為を定めています。
日本共産党はもちろん、他の会派からも相次いで質問が出されました。
条例が可決・成立すれば、3月15日から事業者による届け出が解禁され、6月15日から実施できることになります。
近隣トラブルなど不安要素がたくさんあることの反映です。
予算議会の会期は3月21日までの35日間。
目についたのが、一般職員の給与水準を削減する条例改定案。
職員数も減り続けており、以前に「これ以上人員削減をするべきではない」と質疑したこともありました。
水道事業を年がら年中ストップすることはできません。
企業団は琵琶湖の水を神戸市を含む5つの構成市に水道水を供給しています。
神戸市は自己水源だけでは、全市民に水道水を供給出来ません。
よって、大きな恩恵を受けているということになります。
企業団会計の収支は純利益を計上しています。
安全でおいしい水道水を安定的に各家庭へ供給するために、現場で働く人達が支えていることを忘れてはなりません。
今朝は三宮。
交通センタービル前でチラシ配りを。
マイクを握って(うん、この写真、上手く撮れている!(^。^)y-゜゜゜)。
実は、2月16日は神戸空港が開港した日。
あれから12年。
関西エアポートという民間会社に運営権を神戸市が格安で売却。
民間企業が儲けるために神戸空港は神戸市の手から離れる。
昼間には、市役所前で市民集会も。
共産党議員団は森本真団長を始め、12人が勢ぞろい。
市民の反対を無視して失敗した神戸空港。
造った借金、約2000億円。
返しきれていません。
別に空港で利益をあげる関西エアポートが借金を返すわけではありません。
殆んど税金で返すのです。
饅頭に例えれば、美味しいあんこの部分だけ民間に。
残りの後始末は市民が負担。
市民の暮らしを良くするために、福祉のために税金を使うのではなく…しかもこのご時世にもかかわらず!(怒)
「ストップ!神戸空港の会」のみなさんといっしょにこれからも運動は継続します。
制御室の様子。
本格的です。
真庭市と地元を中心とする林業・木材産業業者で会社を設立し、他社に電力を買ってもらっています。今まで利用価値がなかった木材の切れっぱしに価値が生まれ、林業の活性化につながっています。
市役所の敷地内に、バケツをもって汲み取りに来る人の姿が。
生ごみ・し尿・浄化槽汚泥を混ぜて作った「バイオ液肥」です。
特段、においは感じませんでした。
水稲などの農業に利用されます。
無料です。
真庭市は2014年にバイオマス産業都市の認定を受けました。
林業・バイオマス産業課を設置しています。
自給自足で資源を調達。
バイオマスを通じて様々な産業が連携しあい、住民の暮らし向上に。
若い人が大都市から生まれ故郷に帰って来て定住してます。
とても魅力的で参考になりました。