樹木の剪定(南多聞台)

市会議員団が実施しているアンケートの市民のみなさんからの回答には、市政への要望もあれば、生活相談もあります。

「自治会から何度も要望しているんですがねえ。花粉症で困っているんです」─。

南多聞台の市営住宅の方から要望が寄せられたのが先月はじめごろのこと。

写真を撮って、早速垂水建設事務所に足を運び、対応を急ぐように求めました。

剪定後の写真です(6月末ごろ)。

大変喜んでいただきました。

一般質問

本日は市会最終日。

世間では東京都議選を経て、各党が参議院選挙へ突入しているときに、議会活動で時間を費やしておりました。

本会議一般質問の日でした。

うちの会派からは午後から西ただす議員と私が。

私の質問は大きく3点。

①中学校給食はデリバリー方式ではなく、小学校で実施しているような方式で、全員喫食を。

②高すぎる国民健康保険料の引き下げを。

③神戸市総合交通計画案について。とりわけ交通弱者対策を。

節電のためか、あまり冷房が効かない本会議場で、質問→答弁→再質問→…と、市長・副市長や教育長とやりとりを繰り返す40分間。

いつもながらのゼロ回答の答弁でしたが、3つの質問とも議会閉会後、今後の要求実現運動に弾みをつけたいと思って選びましたので、「さあこれから!」っといった心境です。

それにしても緊張感から開放されたせいか、質問が終わるや否や汗がドドッと湧き上がってきました(^^;)

市会ホームページでも動画がアップされますので良ければご覧ください(もっとも、私は自分のを視るのはイヤですが…)。

旧グッゲンハイム邸でシンポジウム

旧ジョネス邸の保存を呼びかけ、今日は2回目の一般向けの内覧会がありました。

私も再度、妻と一緒に参加してきました。

しかし、前回の内覧会のときと同様、生憎の雨(**)

それでも、市内外から見学者が次々に訪れ、署名や写真撮影、募金をしている様子が目立ちました。

午後からは旧グッゲンハイム邸でシンポジウムが開催されました。

私は同じ時間帯に別の地域で市政報告会があったので行けませんでしたが…。

妻の話によると、会場は満員。

「旧ジョネス邸の建築はとても優れていますね」

「洋風の建物だけど和風の組み物を取り入れられ、色々なものを取り込まれている」

「食事もでき、ゆっくり休める」

「道の駅にしてはどうかな?」など保存するだけの値打ちが熱く語られたようでした。

運動の先頭に立っているみなさん(旧ジョネス邸を次代に引き継ぐ会)は県議会と市議会へ陳情を提出。

来週審議されます。

垂水区内の小学校で起こったいじめについて

垂水区内のある小学校で、4泊5日間の自然学校の最中に、男子児童が2階から転落して足などを骨折する大事故が発生しました。

原因はクラスメート数人からのいじめによるものであることが判明し、新聞等でも報道されました。

後日私は松本則子団長とこの小学校を訪れ、校長及び教頭先生から事情を聴取しました。

「こどもたちは自分たちがいじめをしているという認識をもっていなかったようです」

「当事者たちから聞き取った内容をつき合わせてみた結果、文部科学省の指針に照らして『いじめ』だなと判断しました」と釈明。

後日、児童たちから「緊急アンケート」(実名記入で提出)を取ったようです。

「日頃いじめなど、起こる状況ではなかった」と述べておられました。

ただ、被害を受けた児童が日頃、学校にだいたいどのくらい出席していたのかと尋ねると、「それは個人情報ですから」とこたえていただけませんでした。

今後の対応として、期間を限定してスクールカウンセラーを加配し、こどもたちの心のケアに努めたり、父兄との懇談の場を増やすなどの対策をとるとのことでした。

「この学年はまだ一人も塾通いをしてないんですよ。

学校で遊びたがっています」─。

一見のどかに見える学校でもいじめは起こる。

「いじめ」は日本社会の切実な問題だと思います。

垂水は金田デー!!

今日の垂水は”金田デー”。

金田峰生さんが垂水で一日かけて訴えました。

午前中は区内の各スーパー前などで街頭演説。

午後からはつつじヶ丘小学校での市政報告会(私は中学校給食の運動の到達点を中心に解説しました。参加した人たちから垂水区への要望を出していただき、良い刺激になりました)にも合流し、その場を盛り上げていただきました。

写真は夕方、垂水駅前で訴えているところ。

「ブラック企業が蔓延り、そこで働く人たちは身も心もズタズタにされてしまっている」

「福島に何度もボランティアに足を運び、兵庫でも共産党頑張って下さいと温かい励ましを受けてきた」

「内部留保の一部活用で賃上げ実現という主張は、少しずつ浸透してきている」─。

真剣で迫力のある街頭演説でした(^^)

関東方面へ視察④~東京港

最終日は東京港を視察しました。

写真は品川埠頭からの撮ったもので荷役作業中の様子です。

国際コンテナ戦略港湾に選定されて、埠頭株式会社にはターミナル使用料の減額、ガントリークレーンなどの上物は都が現物出資しています。

まさに民営化路線です。

そのため、港湾事業会計は、2010年度~2011年度の間に約10億円の収入減となっています。

神戸港では、先にポートアイランド(PC18)に水深16mの巨大コンテナバースを造りましたが、結局8000TEUクラスの大型コンテナ船は入港していません。

それでも今度は六甲アイランドに同じく造る計画です。

「貨物がたくさん集まる港にしてこそ、船が集まる」と都港湾局の担当の方がおっしゃっていましたが、そこに神戸市との考え方の違いを感じました。

入港してくるコンテナ船は比較的小さな700TEUクラスの中国系の船のようでした。

東京港の取扱貨物量は激増しているそうですが、大型船というよりも、3000TEU以下のアジア諸国からのコンテナ船の入港隻数が増えています。 

品川埠頭の水深は10メートル。

東京港に16mバースを造るかどうかはまだ正式決定しておらず、港湾計画を改訂するなかで検討していくとお聞きしました。

2泊3日間(5月22日~24日)の視察はたいへんいい勉強になりました。