星が丘で生活相談会

先日、星が丘で支援していただいている方の自宅をお借りして、「生活相談会」を開きました。

4人の方に来ていただきました。

あるお母さんは、3人のお子さんがてんかんを併発する精神障害を患い、毎日心配でならない中、母子の家計をやりくりしています。

一人のお子さんについて申請中ですが、「娘は二十歳です。障害の等級の違いによって、障害福祉年金の支給額に差があるので、どう判定されるのかとても不安です」。

またある男性は、最近就職した事業所が健康保険に加入していないので、自分で国民健康保険に加入しなければならないことを知って、区役所に相談に行くと、保険料があまりにも高すぎて、びっくり。「実収入が少ないのでどうすればいいのですか」などと相談を受けしました。

すぐに解決できる案件ではなく、市にも国にも要望しなければいけません。

社会保障費の削減は、働き盛りの世代にもしわ寄せが来ているのです。

舞多聞小学校新設に続いて、中学校も新設を!

舞多聞東・西、小束台、小束山手といった垂水北部の地域に新築の住居が次々と建てられています。

舞多聞小学校(仮称)が2016(平成28)年4月開校予定です。

総事業費は約37億円。

舞多聞西5丁目にできる新しい小学校です。

広大な地域なので、できて当たり前ですが、新築の理由は、「現在の校区である本多聞小学校の児童数が急激かつ長期的に増加することが見込まれている」ためとしてます。

商業施設が次々と乱立し、交通事故の心配も抱える地域です。

将来の児童数を見込んで小学校をつくるという発想ですが、何よりもこどもの最善の利益を第一に考えて、必要な地域に学校を設置するべきです。

そして児童数の増加は、中学校生徒数の増加に結びつきます。

私は小束台の住民の方々から、「中学校が遠すぎるので、進級したときがとても心配です」と言われたことがありました。

いま神戸市に中学校新設を要望しているところです。

外郭団体の委員会で質疑~バリアフリー住宅改修補助事業について

今日は、「外郭団体に関する特別委員会」の日。

住宅都市局関係の団体が対象でした。

神戸市すまいまちづくり公社に対する質疑時間に、私は5月からスタートした「神戸市バリアフリー住宅改修補助事業」について質しました。

現在の申し込み状況は40件ほどだそうで、7月時点で20数件でしたから、順調に増えている感じがします。

持ち家の方からの申し込みが90%を占めているようです。

ただ、この制度は要支援・要介護認定を受けていない高齢単身あるいは高齢夫婦世帯までで、予定件数は450件。

私は他都市で実施が広がっている住宅リフォーム助成制度にならい、他の世代にも対象を広げるべきではないかと主張しました。

当局からの答弁は、「県内16市町で実施され、経済効果が出ていると聞いているが、政令市では実施されていないし、神戸市の制度はあくまでも安全・安心を主眼においている」と。

安全・安心な住宅リフォームは他の階層においても高い要求であり、経済効果が出ていることを認めているのならば、世帯数も人口も圧倒的に多い神戸市で対象を広げていけば、経済活性化と中小業者の仕事作りに力強く作用するはずです。

嬉しい話

今朝は、先日の行政視察中に携帯電話で受け付けた、親子からご家族の介護の悩みに応える支援のため、NPO福祉ネット星が丘の施設長である徳岡八重子さんをいっしょに訪ねました。

徳岡さんの豊な経験と親身な相談にたいへんよろこんでいただき、家族介護の悩みを解きほぐす糸口が見えてきたようでした。

私も嬉しくなりました。

夕方、自宅に朗報のFAXが。

3年ほど前に私が自宅を訪ねたことがあったある男性から、「このたび、就職が決まりました」との知らせが。

精神と身体に障害を持ちながらも独りで自活し、社会参加をしたいと努力して来られた結果が結びついたようで、これもいい話でした。

「結婚もしたいと思っているんです。兵庫県に相談し、登録しているところなんですよ」と。

もしうまくいけば、そういった悩みを抱えておられる多くの人たちに勇気と希望を与えることになると思います。

”出会い”

「議員になって得たものは何ですか?」と尋ねられることがある。

最近は、「”出会い”ですね」と答えている。

たとえば、駅前で宣伝していると「私、お父さんと職場が同じだったんです。元気にしていますか?」

「声をかけていただいてありがとうございます。…」

「そうだったんですか…。また連絡させてください」

最近、漸く本当のことを話す気になれた。

長年住み続けてきた神戸市で、垂水区で培ってきた「財産」の一部を引き継いだようで、”出会い”に感謝したい。

「この前、ここで、あなたのビラを受け取った者です。乙木小学校、垂水東中学出身なんですねえ。うちの子もそうなんです!」

「ええ、もともとジェームス山出身ですから」

「あら、そうなの!!最近、友人から共産党支持を頼まれているけど、あなたのプロフィールを見てると、なんだか親しみが沸いてくるわ!!」

これって、たまたま好い人に出会っただけなのだろうか?

実は、こんなこともあった。

「自民党にも民主党にも裏切られて、いろいろ考えたけれど、今度は共産党と決めたんです!」(働き盛りの女性から)

「(市政報告ビラを受け取って)いい政策ですね。まだ、選挙権ないけど応援してます」(19歳の大学生から)などと声を掛けられることもある。

決して政治に無関心なのではない。

何が良いのか、何が正しいのか、模索をし続けている国民の息吹を街中で感じます。

そんな”出会い”から何を汲み取るべきか…

期待が信頼に結びつくような実践がますます大切になっているのではないかと。

困っている人をほっとけない

今日で8月も終わり!

月日の流れの速さを強烈に感じます。

猛暑と雨が多かった1ヶ月間でしたが、すぐに秋風が吹き、やがて冬がやってくる…。

来年春までそんなに時間はない。

受験生と似たような気分にもなります。

最近は私のところへ寄せられる生活相談や地域要望が確実に増えてきました。

1期目のころは、当時先輩議員がおられたせいもあってか、依頼件数は少なかった。

しかし、いまは違う。

相談は、自身が依頼者にとって、相談する気になれる対象でなければ、来ない。

期待や信頼がなければ、いくら街頭で好いこと言ったって、かっこいい宣伝物を作ったって来るものではない。

もし、そうであるならば、いまの状態…議員冥利に尽きると思う。